第2回浜井派東海チャレンジカップ 2010.04.28

4月25日(日)浜松市において第2回浜井派東海チャレンジカップが行われ、私も審判として参加致しました。

選手は鳴和から寛人・聡太(1年男子)明日香(3・4年女子)、BIG-Sななおから毛利さん(壮年の部)の4名が参戦。

1年男子の部は寛人・聡太の同門対決での決勝戦。私は審判を交代してもらい、他の先生方にジャッジをゆだねました。

いつもながら同門対決は嬉しい半面、非常にせつない思いでドキドキになって見ています。

今回は延長戦で紙一重の差で寛人に旗が上がりましたが、お互い一歩も引かず非常にレベルの高い戦いでした。

明日香は今回が初優勝。決勝戦の相手は同じ浜井派の選手で、各地の大会で好成績を残している強豪選手。

その相手に上段の蹴りを2本決めて合わせ1本勝ち。見事な戦いでした。普段の稽古では一切手を抜かない頑張りやさん。日々の稽古の頑張りが報われたね、ほんとにおめでとう!

毛利さんはまだ入門して3カ月。それでも試合にチャレンジしようという気持ちが立派。

何としても前に出て攻めようという気持ちが伝わってきました。ナイスファイトでした!

次は息子の翼君とダブルエントリーで頑張りましょう。

今回、試合以外で非常に感銘を受け、指導者として考えさせられた事がありました。

名古屋で活動する創設して間もないM空手クラブさんの全選手の礼儀・態度が素晴らしい。

開閉会式では、不動立ちにまましっかり前を向き動かない。試合での挨拶も審判、対戦相手に敬意を表し、きっちり十字を切り頭を下げる。試合での立ち居振る舞いもすばらしい。大会終了後に全員で関係者に挨拶をする。

なにより、先生自身が大会に参加させてもらっているという感謝の気持ちを持っている事が伝わってきました。

特別な事をしているわけではない。当たり前の事を当たり前にしているだけです。

我々が武の精神を忘れ試合以前の大切な事を見失っていただけの事。

今回指導者として、武の道を志す者として見失っていた大切な基本に気付かされ大変勉強になりました。                                                    押忍。

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【大会関係】
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